パンク修理の仕方【スポーツ車】


パンク修理を知っていれば、突然のトラブルでも安心!

スポーツバイクのタイヤは、柔らかいゴム製のチューブを硬いタイヤで包み込む、「クリンチャータイヤ」と呼ばれるタイプが現在主流になっています。
チューブがパンクしやすいというデメリットはありますが、一方でタイヤをリムから脱着することが容易で、メンテナンス性に優れているという特徴が挙げられます。

スポーツバイクにおけるパンクの多くは、ガラスの破片やクギなど、鋭利なものを踏んでしまった結果、なかのチューブに亀裂が入ったり、キズがついてしまった場合に起きます。
タイヤにチューブがはみ出るほどの大きな亀裂や破損がなければ、通常チューブを交換、あるいは穴やキズをふさげば、また走り出すことができるのです。

今回は、市販されている携帯パンク修理キットを使った、パンク修理の仕方を解説しましょう。
最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてくれば10分程度で修理することができます!
自転車にとってパンクは避けては通れないトラブルのひとつ。
もしもの時にいつでも対処できるように、パンク修理の知識と対処法を覚えておきましょう!
※あくまで応急処置ですので、なるべく早めにチューブを交換するようにしてください。



1.フロントホイールの外し方

ステップ1:ブレーキ・クイックリリースを解除
ワイヤーの保護パーツをずらしてワイヤーを解除。
ブレーキシューを開いた状態にします。

ステップ2:ホイール・クイックリリースを解除
タイヤを固定しているクイックリリースレバーを解除し、タイヤを外せる状態にします。

ステップ3:レバーをまわしてナットを緩める
レバーを抑えながら逆側の袋ナットをまわすか、あるいは袋ナットを固定しレバーを回すことでタイヤを緩めておきます。

ステップ4:タイヤを取外す
フレームのフロント部分を持ち上げ、ブレーキシューに気をつけながらタイヤをフォークから外します。

2.リアホイールの外し方

ステップ1:ブレーキ・クイックリリースを解除
前輪同様、ワイヤーを解除し、ブレーキシューを開いた状態にします。

ステップ2:チェーンを外側のギアにセット
後輪を外しやすいように、シフトレバーでチェーンをスプロケットの一番外側の小さなギアにセットし、ホイールのクイックリリースレバーを外します。

ステップ3:タイヤをフレームから外す
逆側のナットを緩めたら、フレームを持ち上げてゆっくりとタイヤを外します。

ステップ4:チェーンをスプロケットから外す
最後にチェーンに無駄な負荷をかけないようにうまくスプロケットからチェーンを抜けば取外しは完了。

3.チューブを取り外す

ステップ1:空気を抜き、ビード部分を軽く剥がしておく
タイヤを外しやすくするために、付着しているビード(タイヤがリムに引っかかっている部分)をリムから軽く手で剥がしておきます。

ステップ2:タイヤレバーをビード部分に差し込む
地彩レバーをビードとリムの間に差し込み、タイヤを外す準備をします。
この時、中のチューブを傷つけないように注意しましょう!

ステップ3:タイヤレバーを2〜3箇所で固定する
タイヤレバーの先端を差し込んだ状態で内側に折り込み、スポークに引っかけて固定します。
10〜15cm感覚で2〜3箇所固定します。

ステップ4:手でビード部分をリムから外していく
手を入れて片側のビード部分をリムからすべて外側に外していきます。
リムやチューブを傷つけないように手で行うようにしましょう。

ステップ5:バルブと反対側のチューブから抜き取る
片側のビード部分を全て外したら、バルブを残したまま、タイヤとリムの間からなかのチューブを少しずつ抜き取っていきます。

ステップ6:最後に残ったバルブをリムから取り出す
最後にバルブを固定しているナットを緩め、バルブもリムから取り出して完全に抜き出します。
この時、チューブとタイヤの向きを覚えておいてください。

4.パンク箇所を確認する

見て、触って、聞いてパンク箇所を探り出しましょう。
パンクは鋭利なものを踏んだ時に起きる事が多いので、その異物が刺さった箇所を探していきます。

ステップ1:見て確認
まずはじめにタイヤ全体をチェックし、大きな裂け目や異物が刺さっていないか確認。

ステップ2:聞いて確認
抜き出したチューブに空気を入れ、空気の抜ける音がする場所を耳と肌で探り当てていきます。

ステップ3:触って確認
次に、チューブとタイヤの向きを元の向きに合わせてパンク箇所がタイヤのどこに当たるのかを確認。
最後にタイヤの外側だけではなく、内側にも異物がないか、丁寧にチェックしましょう。

見て、触って、聞いて、パンク箇所を見つけていくのです。

5.パンクした箇所を修理する

ステップ1:パンク箇所を特定する
タイヤに異物を踏んだ形跡を見つけたら、バルブの位置を合わせてパンク箇所を特定。
なかなか見つからない場合は4の工程で確認します。

ステップ2:パンク箇所を紙やすりでキズをつける
補修パッチの粘着力を高めるために、パンクした箇所を紙やすりで軽く削ります。
★やや広めに削っておくのがコツ!

ステップ3:パッチを貼ってパンクを補修する
ホコリや削りカスが残らないようにパンク箇所の表面をきれいにしたら、シールになっているパッチをパンク箇所に貼り補修します。

ステップ4:パッチを押しつけて粘着を強固にしていく
パッチがチューブにしっかりと貼りつくように、パッチ部分を下にして硬いものの上に置き、親指で強く押しつけて粘着を強固にしていきます。

ステップ5:プライヤーで小さな異物を取り除く
スローパンクなどを防ぐために、念には念を入れてもう一度異物がないかを確認。
小さなものはプライヤーなどを使って取り除きます。

ステップ6:深くめり込んだ破片はピックを使って取り除く
もしも小さな破片が奥にめり込んでしまい、なかなか取れなかったら、鋭利な工具を使って掻き出すようなイメージで取り除きましょう。

6.チューブを取り付ける

ステップ1:チューブのバルブをリムの穴に通す
パンク箇所を補修し、異物を完全に取り除いたらチューブに軽く空気を入れた状態にしてバブルをリムの穴に通します。

ステップ2:チューブを押しこんでタイヤの中に入れていく
バルブの周辺から手で少しずつチューブをタイヤとリムの間に押しこんでいきます。
★チューブがねじれないように左右均等にはめていくのがコツ!

ステップ3:ビード部分をリムの内側に入れる
チューブをリムの中に全周入れたらバルブの反対側からビード部分をリムの内側に納めていきます。
空気を入れたらビードの納まり具合を確認しましょう。

7.リアホイールの取り付け方

ステップ1:チェーンを一番外側のギアにセット
外した時と同じように、一番外側のギアにチェーンをかけます。

ステップ2:タイヤをフレームにセット
リアディレイラーを後ろに引いて空間を広げると、スプロケットを納めやすくなります。

ステップ3:クイックリリースレバーをロックする
しっかりとシャフトが奥まで入っていることを確認したら、クイックリリースレバーのナットを回して、ある程度絞めたらレバーをロックしましょう。

ステップ4:ブレーキを戻す
ホイールがしっかりと固定されたら、最後にブレーキを戻すことを忘れずに!

8.フロントホイールの取り付け方

ステップ1:クイックリリースレバーをロック
リアタイヤ同様、しっかりとハブがフレームに固定されている事を確認したら、クイックリリースレバーをロック。
この時、レバーがシートステーに被らないように注意すること!
フレームからずらせば、レバーはしっかりと最後まで押しこむ事ができるので確認してください。

ステップ2:ブレーキのクイックリリースレバーをロック
最後に、ブレーキのクイックリリースレバーを前後ともロックしたらパンク修理は完了です!

お疲れ様でした!
他に気になる点、ご質問ございましたらコメントまでお願いします。

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